葦と棚田と自転車と、それにパーキンソン


琵琶湖岸の葦原を眺めながら自転車で走るブログです
by kwhiro
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バックハンド

というわけで、ペンをシェークに持ち替えて卓球しているのだが、なかなか打てる様にならないのがバックハンドだ。ペンの時はバックはほぼプッシュのみだったので、ついついつま先立ちになって体が浮いてしまう。シェイクだと肘が前に出ないといけないのだが、ついペンの癖で前腕を返して、肘を胴体につけてしまう。若い頃に体に染み付いた習慣というのは、なかなか治らないもので、頭では分かっていても、体は反射的に動いてしまう。何とかきれいにバックハンドが振れる様にならんかなあ。
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# by kwhiro | 2016-12-18 22:02 | パーキンソン | Comments(0)

クスリの値段

先日ratrayのことを書いたが、その他にもパーキンソンのクスリには不思議なことが一杯ある。
ちなみに日本でのメネシットの薬価は31円。L-DOPA100mgと等力価のドパミンアゴニストはというとビシフロール1mgで約300円と約10倍、私が今使っているニュープロパッチ9mgで660円と約22倍。私が実際使ってみての実感ではレボドパ100mgの効果はアゴニストより遥かに大きいから
アゴニストのコストパフォーマンスはレボドパの1/10以下ということになる。このように単に新しい薬というだけで薬価が高くなり、薬自体の価値というか重要性は全く価格に反映されていないのが日本の
薬価の不思議な所だ。

更にトレリーフ25mg錠は何と1錠で1115.9円もする。ところがこのトレリーフと同じ成分のエクセグランという抗けいれん薬は100mg錠でたったの29.8円。エクセグランの1/4の量しかないのに抗パーキンソン薬という名前がつくだけで値段が37倍にもなり、同じ1mgで比べると何と148倍の差である。もともとこのゾニサミドという薬、日本発の抗けいれん薬で、精神・神経センターの村田美穂先生が、てんかんとパーキンソンを合併した患者さんに投与したら、けいれん発作だけでなく、パーキンソンの症状までよくなったという経緯で、みつかった薬だ。そういう意味では応援したい薬なのだが、もう少し安ければねえと思うのは私だけだろうか?

ちなみにratrayの価格をネットでみてみると、エルドパ95mg入りで1カプセル2.6ドルと決して安くはない。個人輸入するとなると結構高くつことになる。アメリカではある程度製薬会社の裁量でプライスを決められるらしいからね。
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# by kwhiro | 2016-12-15 23:07 | パーキンソン | Comments(0)

Eric reed

apple musicの無料お試し期間が終わったのでspotifyを試してみているのだが、これがなかなか良い。
無料だとやたらとコマーシャルが入るのと、シャッフル機能が解除出来ないのでクラッシックを聞くのには全く適していないのだが、その短所を補ってありあまるのが、秀逸なプレイリスト作成機能だ。他のアプリと同様にそれまで自分が聞いた音楽に基づいてお勧めリストを作ってくれるのだが、普通この腫のリストって、あまりにも自分が
知っている曲ばかりになって聞き飽きてしまうか、自分が全く知らない曲を勧められて終わってしまうことになりがちだ。このspotifyのmy daily mix機能はそこらへんの塩梅が絶妙で、この人は知ってるけどこの曲は聞いた事ないなとか、この人は聞いた事ないけど良さげな曲だし一度聞いてみようかというあたりの曲をチョイスするのが抜群にうまい。昨日のmy daily mixに含まれて早速今日のヘビロテになっているEric Reed。ええピアニストですな。
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# by kwhiro | 2016-12-10 22:14 | 音楽 | Comments(0)

ピンポンサイン

確かkosoさんもそうだったかと思うが正直言うと、昔卓球部員だったことをカミングアウトするのはかなり勇気のいることだった。
なんでこんな俊敏性のいる、私には一番向いていない競技を選んだのかずっと自分でも?だったし、ましてパーキンソンという動きが遅くなる病気になってしまってはもうこのスポーツとは全く縁が無くなってしまったと思っていた。
ところが、町内の卓球同好会に誘われて、久しぶりに打ってみたらこれが意外と動けるんですね。最近は普通に歩くのがかなり苦痛になってきているのだが、何故か卓球をしている時だけ太腿あたりの鉛が入ったかの様なズッシリ重たい状態を忘れていられる。すくみ足がある人が、横断歩道になると歩ける、音楽と合わせると歩けるのと一緒で、ピンポン玉を追いかけるというのが視覚的なキューになるんだろうか?
いずれにしても自分が病気だということを片時でも忘れさせてくれるものがあるということは有り難い。
という訳で自転車乗らなくなった分、しばらく前からもう二度とすることも無いかなと思っていた卓球をまたやりだした。21点マッチだったのが11点になっていたり、サーブが5球ずつだったのが2球ずつになっていたり浦島太郎状態な事も多々あるがそれはそれ。

昔は当然の様にペンホルダーだったのだが、せっかく再開するのならと、シェイクのラケットまで買ってしまった。で、同じクリッパーを使っている平野選手のワールドカップでのミマちゃんとの激戦。


全日本の時もそうだったが、ミウちゃん、ミマちゃん相手だと強いなあ。まだ体も大きくなりそうだし、パワーがついてくればもっと強くなりそうだ。しかし私が卓球をしていた頃に、ワールドカップで日本人同士のこんな熱戦が見られるとは夢にも思わなかったが。
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# by kwhiro | 2016-12-10 15:07 | パーキンソン | Comments(0)

RYTARY

早ければ来年にも日本で使用可能かと言われていたL-DOPAの徐放剤の販売がどうやら暗礁に乗り上げているようだ。来年で臨床応用されて50周年になるL-DOPAだが今でもパーキンソン病の内服治療の主役としての役割は揺るいでいない。しかし現在日本で使用されているL-DOPA/カルビドパの合剤はその作用持続時間が短いのが欠点で、L-DOPAの効果が切れるとOff状態になって全く動けなくなってしまうなど、パーキンソン病患者にとって不都合なことが色々起こる事は皆さんご存知の通り。
このretaryという薬、従来の即放錠と、効き目の遅い徐放錠を一つのカプセルに入れる事により、L-DOPAの作用時間の延長を狙ったクスリである。その昔販売されていた徐放錠はクスリの効き目の立ち上がりが悪くていつのまにか市場から撤退してしまったようだが、このretaryは速放錠との混ぜ具合が良いのか効果の立ち上がりも良好のようで、海外の治験ではすこぶる評判が良いようだ。しかも当然Off時間などは速放錠に比べるとしっかり短縮されるという徐放錠本来の効果も、L-DOPA/COMT阻害剤の合剤にまさるという。まさにパーキンソン病患者にとっては一刻も早く日本にも導入して頂きたいクスリなのだが、このクスリの販売に手を上げる製薬会社が何とどこにもいないという。詳しくはこの要望書をみて頂きたいが、その理由はなんとこのretrayの薬価が安すぎてもうからないとの事なのだ。現在のL-DOPA/カルビドパの合剤100mg錠は1錠の値段が40円程度なのだが、この新しい徐放錠もそれと同様の薬価に設定されるだろうから、それではペイしないということらしい。いかに重要で、患者にとって大事なクスリでも販売されてから暫くすると、どんどん薬価が下がっていってしまうという日本の薬価制度の短所がもろに現れている。古かろう悪かろうで、どんな大事なクスリも時間がたつと二束三文で売られ、時にペイしないという理由で市場から消えてしまうことさえある。
このまま待っていられないから個人輸入でもしようかしらん。どなたかお仲間はいませんか?
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# by kwhiro | 2016-12-01 23:02 | パーキンソン | Comments(2)